DOSBox

今月にはいって、なんとなくいじってみた。というか実は今までまったく使ったことなかった。

  • 起動するといきなりコマンドプロンプト。まあ楽っちゃ楽か。
  • ホストのディレクトリでもディスクイメージでも無節操にドライブとしてマウントできるのは便利だな。
  • 実は画面表示がけっこう速い。ソース見ても VGA レベルの画面まわりなら qemu あたりより最適化されているように思える。VGA の 16 色グラフィックモードの実装なんかけっこうスマートで感心した。
  • コンベンショナルの空きメモリ 650800 バイト。うひょ。
  • 非力なマシンだと CPU 負荷高いままですな。dosidle とか fdapm とか無力。
  • やっぱり DBCS ベクタのアドレス(int 21h, ax=6300h)間違ってるぜ。
  • デバドラ突っ込めねえじゃん。DOS/V 化とかどうやるの?
  • 常駐もの(fontn, dispv/dspvv)で固めればいいのか。でもドライバ突っ込んでもコマンドプロンプトでうまく表示できないヨ。外部アプリはいちおう表示できるのに。
  • 内蔵 DOS のコンソールドライバの文字出力が DOSBox 内で完結しちゃってるらしい。int 10h で無理やりコールバックさせればいいのかな。
  • という感じで修正したら一応いけたっぽい。あとはキーボードがなあ。今のままだと \ キーとか死にっぱなしの気が。
  • とかこのへんまでやってたら 0.71 がリリースされていた。(今ここ)

まあでも DOS/V 化とかの用途はむしろ邪道のような気もするし、せっかくだからエミュレーション環境を選ぶ DOS ゲーでもやっとくか…と思ったけど肝心の DOS/V 版同級生2がどこいったか全然みあたらねえ。きっついなあ。

そういえば SDL のほうも最近新リリースが出た(1.2.12)ので日本語キーパッチあてて DLL 作ってみました。しかし素直に configure && make でビルドできなくて困りました。うーん。mingw と msys のバージョンが古いんだろうか…。