なんとなく true-audio

OS/2 にも ape のエンコーダ/デコーダとか PM123 プラグインとかできてなんだかめでたい感じです。
とするとオーディオ可逆圧縮御三家(ape, flac, tta を勝手にそう呼んでみる)の残りtta だよねーなんてことを思い、とりあえず ttaenc だけ作ってみることにした。しかしよく考えたら現在稼動状態にある OS/2 環境が qemu 内にしかなかった(そのうえ開発ツールなんかこれっぽっちも突っ込んでなかった)のだった。しかし Watcom なら Windows 上でクロスコンパイルぐらいはできるぜヒャッホー(OpenWatcom だとライセンス的に GPL との食い合わせがアレらしいので、商用最終版の 11.0c を使った。自分でも忘れていたが、日本語版の正規ユーザーだった)

ttaenc-3.3-nowcs-20050815.zip
ttaenc-3.3-nowcs-20050819.zip

ttaenc-3.3-nowcs-20060806.zip

ついでなんで DOS(djgpp)と Win32(mingw)用のバイナリも入れといた。Win32 版はオフィシャルで配布してるバイナリよりエンコード速度がすこしだけ速かったです。
…いえ、あの、白状しますが、実は OS/2 版の動作確認をまったくしてません。そして、正しく動作したとしても Win32 版よりは遅いであろう、とほぼ間違いなく言えてしまうあたりがすこし切ないところです。というのも mingwgcc で作ったやつと Watcom で作ったやつ(Win32 用)とでためしにエンコード速度を測定したら Watcom のほうが明らかに遅かったからです。うーん、やっぱり OS/2gcc でやるべきか…。

(08-17 15:00 付記) ファイルのリンク先、微妙に間違ってました…修正しました
(08-20 03:30 追記) 新版公開
(2006-08-06 09:30 追記) さらに新版公開