昔の話

いまごろ読みますた:なんか VRAM リードって遅いよね、的な

なんかすげー昔(いま見たらマジで10年近く前だった)V-TEXT ドライバみたいなのを作っていたときの記憶がおぼろに蘇ってきたのでなんとなく書いてみますが、たしかにスクロール時に VRAM to VRAM のコピーを行うよりも新しい位置に文字を表示しなおす(フォントドライバからフォントデータ取得→パックドピクセル向けに色拡張→ピクセルパターン書き込み)方が目に見えて動作が速かったように思います(それでスクロールのかわりに再描画を行わせるような補助ドライバを作った)。i486 で VL-Bus、だとか Pentium 90〜133M で PCI パスだとかのころの話です。

いまだと VRAM イメージ全体をメインメモリ側に確保して、ほんとに再描画が必要になった部位だけ VRAM 領域に転送、とかのほうが実用的かもしれないですね(もちろん GPU 側のアクセラレータを使う場合はまた別ですが)。1600x1200x32bit とかでも二次元1レイヤならたかだか8メガバイトで済みますし…。