サイレントマイノリティ…(あるいは「おれたちに翼はない」)

OS/2 サポートマジ終了まで秒読みの昨今、みなさまいかがお過ごしでしょうか。そういや eComStation 日本語版ってほんとに出るんですかね?

eComStation 日本語版は予約したほうがいい?しなくてもいい?

うーん、今回は簡単だとぼくは思っていた。だって、eCS は OS/2 と互換性のあるオペレーティングシステムだものね。
これからはこれ以外に選択の余地はないのだ。この質問のこたえなんて考えるまでもない。
けれど、いままでの日本語版 eCS の情勢を、みんながどんなふうに感じているのか、それが探りたくてこのテーマにしたのだ。
するとあらら、不思議。寄せられたのは厳しい反 Serenity・反 Mensys のメールばかりだった。
なぜなのかしらん? というわけで、今回は多数を占める「しなくていい」派からいってみよう。

「システムメッセージやヘルプの日本語訳に労力を割くのは『望ましい』ことであって、『なすべき』ことではない」
(住所不明・匿名さん)。
「都合のよいときだけ、販路獲得にむけて新しいビジネスパートナーをといいながら、日本語版の状況を尋ねると鋭意作業中だ、将来提供の予定だというサポートとなぜつきあわなければならないのか?」
(東京都・名無しさん)。
「日本語が扱えたほうがいいに決まっているが、日本側から無償で労力を提供する余裕はない」 
(海外在住・匿名さん)。 
「慈善団体のようなコミュニティならいらない。日本語化は要請があれば協力し、なければ距離をおくくらいでちょうどいい」 
(住所不定・Anonymous Coward さん)。 

ふー、びっくりした。でも、反対派の意見はほぼ一点に集中している。 
Serenity や Mensys は eCS 日本語版なんてほんとは作ってないから、予約する必要はないというもの。それ、ほんとなのかなあ。
今回のこたえは数字のうえでは「しなくていい」派が圧倒的だったけれど、
まだ予約していない多数のサイレントマジョリティを考慮にいれて決定させてもらいます。
eComStation 日本語版は予約したほうがいい。あたりまえの話だよね。
メールをくれた「多数派」はあまり Mensys の焦らしプレイやスラッシュドットの辛らつなコメントに踊らされないほうがいいのではないかな。

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     /ノ リノノ)))リ  ☆
     ノイ(!´ヮ`ノハ/
     '((.と)i爪iつ
     ヾく/_| 」>ゞ 
       ~じフ´

とかネタをかましつつ、当の本人は eCS はおろか Warp V4 初期版止まりで IBM によるその後のサポート(Software Choice, PAX…)も完全スルーなのでした。うひょ。それにしても日本の一部のエロゲ並の焦らしプレイですな。