デバイスドライバが飯の種にならない、という状況について

基本的に OS/2 ネタな気もしますがあえて OS/2 タグはつけまい(←以前のネタのコピペ)。

SNAP オープン化&フリーレジストと聞いて即インスコした奴が言うのも説得力に欠ける話ですが、これは本当はあまり喜んじゃいけない話なのだと思う。結局 Scitech の仕事に対して「納得のいく値段での買い手がつかなかった」ということなのだから。

だいたいオープン化したとしてもビデオチップ依存部分はチップベンダの開発キットを(NDA 契約を結んだ上で)利用しているはずだからかなり除外されるはずで、つまりオープン化したドライバは対応チップの数も減るしおそらくパフォーマンスも落ちる。

そもそも(現行 OS/2, eCS ユーザを別にすれば)このドライバをほんとうに必要としているのは eComStation 開発/発売元である Serenity/Mensys ぐらいだと思うのだが、この両社が引き受けなかったという時点で(ある程度予想していたとはいえ)かなりのぐんにょり感。