git の OS/2 移植:俺たちの戦いはこれからだ編

きのう書こうと思ってそのまま寝てしまった。ということできょう書いてみる。

先週あたりからちまちまと git の移植をやっていて、きのうようやく OS/2 用のバイナリを作れるようになったのですが、なんつーかこれ、非 Unix な環境だとけっこうきびしいものがありますね。
というかですね。git をビルドするとバイナリのコマンドが 100 個以上生成されるのですが、この大部分は git (git.exe) といった基本バイナリへのリンクによる別名になるわけです。で、リンク(ln [-s])がまともに使えないシステムだと cp で実体が複製されるわけです。ためしに OS/2 でビルドしてみた git.exe はだいたい 2.5M バイトでした。つまり git を make すると生成されるファイルの容量は合計 250M バイト程度 になります。同一ドライブ上に make install するとさらに 250M バイト使うわけで……ちょ、もうやめて、このマシンの HPFS 区画はもともと 4G しかないのよ!


いろんな意味でぎりぎりです(というか一度ディスクフルで make が止まった。その後いろいろ整理して、なんとか容量を確保できた)。しかしどうしたもんだろう。適当に exe の forwarder でも作るしかないかしら…。