OpenWatcom 1.9 RC1

出てた。例によって変更点だけ訳しておいた…。

DOS ライブラリの LFN サポートとかリンカ/ライブラリアンの Unix 方面フォーマットサポートとか wasm の ideal モードサポート(JWasm の成果が取り込まれていたりするんでしょうかね…?)とか、コンパイラ本体以外にも注目したい変更点はいくつかありますが、さしあたり自分にとって最大の変更点は

「NT 版 C++ コンパイラ(binnt の下にある wpp, wpp386)が Windows2000 で動作しなくなっている」
ことだったりする。えーめんどくさいことになってるなあ。C コンパイラは 2000 でも動くのになぜだろう。XP ならどちらも動くんですけどね…。

(2010-03-16 追記) 黒翼猫さんのところWindows2000 での動かし方が書かれています。五臓六腑にしみわたる有り難さ…。
最初どうしてこれで動くのか不思議でしたがインポートテーブルを見て納得しました。こんな基本的なところにまで 2000 と XP(以上?)の違いがあったとはちょっとびっくり。

(2010-03-17 追記その2) ちょっと気になったので、XP SP3 につっこんだ binnt\wpp386.exe のプロパティをいじって Windows2000 互換モードにしてみたのですが、べつにエラーが出たりもせずふつーに起動しましたとさ。はいはい互換モード互換モード…。

(2010-03-31 追記その3)いまごろ RC2 をテストしてみた。とりあえず上記の問題が修正されていることを確認(ちゃんと .dll つきでインポートされてた)。