俺と bochs と cygwin と

いままで bochs の構築は cygwin 上で行なってきました。といってもまともにインストールしたことはなくて、すげー昔にアナログモデムで最低限必要なとこだけ落としてきて手動で tar.bz2 をそれっぽい位置にほどいただけというバラック小屋めいた構成だったのでした。cygwin1.dll が 1.1.8 ぐらい?
実はセットアップでパッケージのアーカイブをローカルディスクにダウンロードできることを先週まで知りませんでした。知り合いに頼んでひととおり落としたやつを CD-R に焼いてもらい、家のマシンに突っ込んでセットアップ。わーい楽ちん。
そいじゃー bochs 再構築してみっか。だがしかし…

  • なんかすげー遅い。1.1.x 時代の cygwin も速くはなかったけど、それに輪をかけたねっとり感。
  • configure 時に "configure: error: invalid feature name: ほにゃらら" とか出る。たぶん改行コードの問題だと思う。畜生めんどくせー。
  • gcc 3.3 だと最適化がヤバい。-O3 以上にしてコンパイルした bochs だと himem.sys ロードした時点で(bochs が)例外終了。-O2 なら問題ないが gcc 2.95 なら DOS が -O6 で動くわけでbochs の動作に胡乱なものを感じたときは、ひとまず最適化をオフにして再構築なさることをおすすめします)

結局 cygwin は以前のバラック状態に戻しましたとさ。めでたしめでたし。