さよなら testcase kernel
コメント頂いたのでさっそく読んでみました…いちおうウラを取ろうと思ってそれっぽいところをちまちま手動で読んでいたのですがよりによって肝心の comp.os.os2.bugs を見てなかったという罠(なんか言い訳がましいぜ。testcase カーネルの動作レポートが一番よく上がってくるここを調べないほうがむしろおかしい)。てゆうかせっかく google 経由で見てるんだし検索すりゃ一発で出るんだから検索しようぜ俺、って感じです。ロシア語で考えすぎです俺。
で、だいたいわかったこと。
- Scott Garfinkle 氏は12月1日から Linux 関係の仕事をするようになる(IBM は辞めてない。社内での転属ってことですか)。「ということで、"testcase kernel" はこれにて終了とお考えいただいて差し支えありません」
- コメント一部ウソ意訳:職換えは IBM による OS/2 関連の最近の発表(OS/2 終了にまつわるもの)と直接の関係はない。IBM が今後 OS/2 に大金をつぎ込むことはないだろうから間接的な関係はあるわけで、より自分の可能性が広がる仕事がほしかった。じっさい、重要局面に自分がかかわれることが異動の条件だった。
んー、testcase のカーネルは基本的に Scott さんひとりの責任において提供されていた(いやまあ、成果の幾分かはオフィシャルな修正にも反映されていたと思いますが)、ということでいいんでしょうか。基本的に一個人の善意のみで維持されている、つまりその人がいなくなったらもう終わってしまうサービスってのは世の中に意外と多いのかもしれませんね。
いずれにしてもグッドラックであります。