「まてあわてるな これは (un)zip の罠だ」

Cygwin の unzip で展開した exe ファイルに実行権限がつかない(ので実行できない)的なアレが個人的にズギャーンな感じだったので、自分でもすこし試してみました。

えーと cygwin の unzip でほどいて中の exe のプロパティ…おおぅ。実行しようとすると当然「アクセスが拒否されました」。

しかし cygwin の unzip は(unzip -v すると分かるとおり)Win32 版じゃなくて Unix 版だったりするので、アーカイブ時に(Unix 的な)実行権限の付与されていないファイルが展開時にも実行権限つかないのは妥当な動作だと思うのであります。念のため、Win32 版 unzip で展開したものを cygwin 版 zip で固めてみると、cygwin 版 unzip で展開しても実行可能でした。(ついでに元アーカイブFAT32 区画に cygwin 版 unzip で展開したときもふつうに実行できました。FAT32 だとセキュリティまわりの情報がなんにもつかないので)

ところでさっき Info-Zip のサイトを見に行ったら zip 3.0 (2008-07-06) ですってよ奥様。あらー、これ正式リリースですの? しかも次のバージョン (3.1) は "with AES encryption, complete Unicode-comments support..." の予定ですって。んまー。