OpenWatcom 1.8RC1 (2)

例によって訳しといたですヨ。あんまり信用しないほうがいいかもしれないですヨ。というか日本語の定訳がありそうな言葉をどう訳したらいいのかよくわからんことがあって…"lazy instantiation" は「遅延生成」とかでいいんですかねえ。あと Fortran の "equivalencing" なんかも意味はうすうすわからんでもないのですが…。
そういや変更点に書いてないような気がしたので適当に書いてみますが、以前のバージョンにも配布パッケージ中に Linux 向けの実行バイナリは入っていたのですが、一部バイナリが用意されていないツールがあったりしたのです。いちばん問題だったのは OMF/COFF 用のライブラリアン(wlib)がなかったことで、これがないと DOS とか OS/2 用のライブラリがまともに保守できない。1.8RC1 のパッケージにはそのへんも入っているようなので、とりあえず Linux でも(Wine や各種エミュレータに頼らなくても)DOSOS/2 のほぼ完全なクロスコンパイル環境が作れるのではないかという期待が持てます。