自分用インスコめも

Warp V4 製品版を(比較的)最近の環境にインスコするには――

  • ディスクドライバ:danis506, daniatapi, danidasd の3点と extpartw4 内の fdisk.com(extpart の説明では FP15 推奨だったと思うが、fdisk は Warp V4 GA レベルでもいちおう動く)。
  • インスコ時にパーティション切りなおさない場合でも extpartw4 内の fdisk が必要。インストール CD 内にある fdisk.com のイメージを入れ替える必要がある。
  • すくなくとも初期版 Warp V4 に入っている HPFS.IFS は微妙にバグってて、2G バイト以上の HPFS 区画がまともに使えなかったと記憶している。FX00505 から修正版の HPFS.IFS(と UHPFS.DLL)をぶっこ抜いてきてインストール FD と CD のやつを置き換える。
  • CD 焼きするときは注意。OS/2 の CDFS はデフォルトで Joliet を認識しない。Joliet じゃなくて ISO-9660 系統だけどディレクトリレベルが深すぎて純正 ISO-9660 だとダメなんだこれが。昔の B's Recorder だと「ファイル名互換性の選択」で「MS-DOS, Windows3.1」という設定があった。ImgBurn でやるなら Advanced→Restrictions→ISO9660→"Allow More Than 8 Directory Levels" をチェック。
  • ブートマネージャは(BIOS から見て)1024 シリンダ未満に置く必要がある
  • OS/2 の起動区画は(BIOS から見て)1024 シリンダ未満に収める必要がある
  • すくなくとも初期版 Warp V4 のインストーラは 4G (32bit) 以内の区画容量しか考慮していない。
  • インスコし終わったらいちど chkdsk してみるといい。ドライバを入れかえ忘れているとディスク情報が破壊されるので最初からやり直せ。

じつはディスクドライバを上書きしたインスコ CD を作っておいたりしたのだけれど、idedasd.dmd だけ danidasd.dmd に入れかえ忘れていて一度インスコに失敗したのでした。(こんなことであたふたしているのは私ぐらいかと思われます。たぶん MCP ユーザならこのへんのことはまったく悩む必要のないことだと思いますので…いや持ってないから知らんのですが)

まあ ACPI 世代の実機にいちおうインスコできるだけでもマシかという気もします。Windows で言ったら NT3.5 と NT4.0 の間ぐらいの時期のもんですし…。