2.4.2

どうやら出たっぽいです。オフィシャルサイトでアナウンスされた時点では、ソースアーカイブやらバイナリパッケージやらの実ファイルがまだ落とせる状態になってなかった。昨日今日でようやく来た。

んでまあ早速つくってみようかと思ったんですが…。

  • configure のオプション名称が前のバージョンから微妙に変更されてるのがいくつかあった。(単語の最後に s がつくかつかないか、とかそういう微妙なレベル)
  • CPU まわりの細かい設定のオプションに、撤廃されたもの多数。
  • Win95 が Safe モード以外でcirrus+5446専用ドライバだと起動しなくなった。(オフィシャルの Win32 版バイナリでもダメだった)

というあんばい。上のふたつはともかく最後のは個人的に困った。どうしたもんですかねこれ。

とりあえずバイナリは保留にしてパッチだけ上げてみる:bochs-2.4.2-jpfix-20091113-diff.zip

最新環境(のエミュレーション)に追随しようとすると必然的にレガシーサポートが追いやられる罠。BIOS が肥大化しているので DOS だと UMB も取りづらい(VGABIOS でさえいつのまにか 32K オーバーになっちゃってるし)。ちなみに bochsqemu も、基本的にエミュ本体と付属 BIOS で同じバージョンのものを使わないとうまく動作しません。違うバージョンの BIOS はまぜるな危険状態。

追記:VGA を cirrus じゃない vbe にしたら起動した。やれやれ、qemu に続いて bochs も cirrus が鬼門になってしまうのですか。ほんとにどうしてくれよう。

2009-11-15 追記その2:なんかいろいろ設定殺して MMX Pentium 相当にしたら cirrus でも Win95 動いた。えー…なんかめんどくせえ状態になってる?