俺と WebM

OS/2 的に言えばぶっちゃけ無関係でござる…いやいや。
WebM 対応 MozillaOS/2 版っていつ出るのかなあ(他人事)。なんかアセンブラまわりで面倒なことになってそうな気配が漂っています。うまくいけば flash に頼らずブラウザだけで youtube が見られるので、必要性で言ったら WindowsLinux 系に比べてだいぶ切実なのですが、世の中ままならねえですね。

ためしに 0.9.0(しょっぱなの snapshot)を OS/2 向けに作ってみたけど、実はどう使えばいいのかぜんぜんわかりません。しかもアセンブラ使ってないし。

思い出したので余談。実は libvpx のソースの中にこういうのがあってですね。まる2日ぐらいハマっていたのでした。ビルドは成功するけどエンコーダ系のバイナリがまともに起動しない。libvpx/vp8/encoder/ssim.c の先頭付近――

static short img12_sum_block[8*4096*4096*2] ;

static short img1_sum[8*4096*2];
static short img2_sum[8*4096*2];
static int   img1_sq_sum[8*4096*2];
static int   img2_sq_sum[8*4096*2];
static int   img12_mul_sum[8*4096*2];

OS/2 だと short が2バイトなので、img12_sum_block だけで 512M バイトの静的変数でござる。BSS セグメントだけで OS/2 の標準メモリ空間ぜんぶ使いきっちまう富豪ぶり。
--enable-psnr とかむやみにつけたせいで生きるのが辛かった…。