web/2 で wifky を運用してみる。

こんなのたぶん俺以外誰もやらないであろう、と思いつつ…。

ぶっちゃけた気味に説明すると、web/2 というのは OS/2 用のお手軽系 web サーバです(Win32 版も一応あるけど)。まあ今現在「実戦級」といえる OS/2 ネイティブ の httpdapache ぐらいしかないような気がするというか web/2 と apache 以外のやつはおよそ保守されているとは言いがたいような気がするのであります。

んでまあ apache はさすがに大げさなんでこっちを選んでみたのですが、なんか思ったよりクセが強くて途方に暮れた。単純に wifky.pl を cgi-bin/ の下に放り込んで perl.exe にパスを通しときゃいいかと思ったのに…もしかして cgi-bin/ の下に perl をインストールしないといけないの? このへんの細かい仕様がさっぱりわからんぜ。

とりあえず拡張子が .cmd ならバッチファイルとして実行されることがわかったので、wifky.pl と同じディレクトリにこんな感じのバッチファイル(wifky.cmd)を置いてみた。

@echo off
perl -X /web2/cgi-bin/wifky/wifky.pl %1 %2 %3 %4 %5 %6 %7 %8 %9

超やっつけソリューション。
とりあえずこれで動いた


調子ぶっこいて hiki も動かしてみることにする。cgi-bin の下で tarball をほどき、同じ要領で hiki.cmd を作成(hikiconf.rb 中の @cgi_name を 'hiki.cmd' にしておく)。

@echo off
set HTTP_ACCEPT_LANGUAGE=ja, en
d:
cd \web2\cgi-bin\hiki-0.8.7
d:\ruby186\bin\ruby hiki.cgi %1 %2 %3 %4 %5 %6 %7 %8 %9

カレントディレクトリを hiki.cgi のある位置に設定する。それから HTTP_ACCEPT_LANGUAGE をそれなりに設定しないと firefox がページを日本語で表示してくれない(この環境変数は、cgi 中じゃなくて web/2 を起動する前に設定しておくべきもの)。
これで一応動いたけど、スタイルシートの読み込みに失敗するので画面レイアウトが非常に味気ない(web/2 は cgi-bin の下にある cgi 以外のファイルを外に見せない)。

そんな感じでまあ、やってみてつくづく思ったのは「あーやっぱ AN HTTPD は便利でラクだわ…」というようなことでありました。