例の Wr(略)
というわけで間があいたりしたけどまあ一応どうぞ。
訳に関する言い訳(というか、ひとりごと的な言いのがれ):
- idiot を与太郎とか訳したらやっぱダメかな
- ぶっちゃけ Unix 方面は(Linux も)まともに使ったことないっつーか触ったことさえロクに(qemu で DSL や Puppy のブート確認したとかそんな程度しか)ないので、権限とか chroot とかについてはあってんだかどうだかサパーリワガンネ。
- "system-call interception framework" って具体的にはどういうものなの? (Windows でいうところの)API フックとかするの? libc 代替ライブラリ? それとも Norton なんちゃらセキュリティ、とかみたいな意味での「セキュリティ」ソフトのこと?
ついでなので全体的な感想:
- Unix 系バリバリ…どころか実質的に見て Linux と BSD 系べったりなんじゃねえんでしょうか。メイン C コンパイラが gcc じゃない環境だと涙目。ヘタすると C99 サポートさえ満足に得られない環境だってあるだろうに。
- そういう意味では Part1 が一番普遍的な(環境に依存しにくい)内容。
- 「realloc 失敗時は元のメモリが残ってる」は素で知りませんでした。なるほど。でも libc の実装を確認しないと超不安です。
- メモリ関係は凝ろうと思えばいくらでも凝れるんだなあと思った。というかそこまでやるならぶっちゃけ「もう C++ 使っていいぜ。でも例外とテンプレートは勘弁な」とかじゃダメなんかなあ、と思っちゃうのはプログラムに詳しくない素人の浅はかさなんでしょうか。
あと内容とぜんぜん関係ないですが、翻訳してるとときどき文の意味をほとんど正反対に取り違えて解釈していることがある。例の別宮センセの誤訳本にもそういう例がちょくちょく載ってた気がする。まるっきり逆ってwおまwwありえねーwwwwwとか思っていたけど自分で訳してみるとそういうことがけっこう頻繁に起きる。自分の読解力の低さに本気で落胆することうけあい。だから外国語は読みたくないんですヨ。しんどいから。
そんなわけで、おわってよかった。本当にもう。